1960s Jackson Guldan Meteor Adjustmatic parlor ( same Harmony STELLA Shape ) 〜 SOLD


50年代…ブルース&フォークの先駆者、ロバートジョンソンが使用した事で有名な…60年代のHarmony STELLAが…40年代後半から60年代にかけて、Meteor名義としても発売していた頃のアコースティックパーラーです。

プリウォー、いわゆる戦前は…大抵はMade in Americaと記載される時代……を通過してMade in USAへと移り変わる1971年の閉業に至るまで、1910年代から存在するバイオリン製作所であるJackson Guldan….



ダブルラインクルーソンペグから判断して60年代中期の製造となるMeteor名義のリアルアメリカンヴィンテージながら…日本円換算5万前後…って言う大変お手頃なヴィンテージパーラーです!

もちろんこの年代ですから、スチューデントクラスとて材の安定度は抜群です!これだけの長い時間が経過しているにも関わらず…ギターとしてのコンディションは抜群でプレイする上でのストレスはありません。正にアメリカンヴィンテージ!を身近に感じる事が出来るでしょう…

純粋なUSA製のダブルラインクルーソンのヴィンテージペグだけでも日本円換算2万前後で取引されており、現代のコリアンクルーソンとは精度も強度も別物です。この部分だけでもステラ以上の価値を感じることが出来ます。

ボルトオン構造を取り入れており、パテントナンバーが記されているので、この当時としては画期的なアイディアだったのでしょう。


結果的に、現代ではテイラーギターが全モデルにボルトオン構造を採用して、高い評価を得ていますので、セットネックのアフターケアの難しさやボルトオンでも鳴る!は証明されてしまったようなもので…ヴァイオリンの製作所でもあったJackson Guldanの先見の明を感じられるモデルです。

ボディ材は当時はカタログ表記すらしていませんが、内部の杢目を見る限りメイプルに酷似してますので、バーチ材と思われます。

スチューデントモデルであり、かつ様々なブランドロゴ名が存在するのも、ジミー・ペイジ使用で有名なダンエレクトロ同様に、通信販売専門ブランドも複数あった為と推察出来ます。その点から考えてもメイプルよりも安価であったバーチ材と判断しています。

ネック材も同様なバーチと思われますが、反りとは無縁…と思われるくらいの太めなグリップでしっかりしており、指板とブリッジだけは何かしらのレッドウッドでしょう。



ボディの膨らみやネックの反り、捻れもなく高温多湿な日本とは真逆な、アメリカンヴィンテージギターの木材は、当時安価なスチューデントモデルであったにも関わらず、2020年の今現在に問題なく使えるギターとして成立している点が、ヴィンテージギター、最大の魅力であり価値観と言えると思います。

塗装の質感は、さすがにバイオリンやチェロを製造していただけあって、ステイン…ニス系の手に馴染む温かみを感じるもので…

何時間でも弾いていたくなるような質感は現代のギターでは決して味わえないかと思います。

フレット残も問題ありません。



更にはOOサイズのアコースティックパーラーは日本人の体型にもマッチしており、無理なく抱えられる点も魅力です。


もちろん、ブルースマンやフォークマンには大変魅力ある一本かと思います!

現在のセットアップは1〜3弦にナイロン弦を張ることで、よりウォームなサウンドとなっております。もちろんセットアップはご要望にお応えして変更は可能です。ザクザクしたストローク中心の鳴らし方も、もちろんヴィンテージパーラーの魅力を引き出してはくれますが、ナイロン弦をセレクトした事でアルペジオやソロプレイなどでもヴィンテージパーラーならではの「暖かみを感じられるサウンド」のセッティングとなっております。

日本中がコロナ禍や自然災害で揺れている今だからこそ…癒されるサウンドで60sヴィンテージを楽しみたい…そんなプレイヤーにもお勧めしたい一本です。
60年代の特徴を持つオールドのチップボードケース付属

アーリーアメリカン調のセレクトショップにも似合いそうな…OOサイズのヴィンテージパーラーを是非…
販売済み

High Hopes Guitar's

こちらはHigh Hopes Guitar's の個別商品サイトです。総合ホームページはリンク先よりご訪問下さいませ。 この度、旧店名は元々「同名のお店があるとのご指摘」を頂いており仮店名でしたので正式に変更致させて頂きました。

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